大安定の『Pips_miner_EA』を軸に、ねこ博士EAでポートフォリオを組んでみた
長期フォワードでも順調な右肩上がり
利用者2000名超えの大人気EAはポートフォリオも超優秀
フォワード期間が1年4か月と長期間でも大きなドローダウンなく推移しています。
2019年の約8か月間の合計獲得pipsは905.6pips、月平均113.2pipsを稼いでいる計算です。
全体的にショートポジションの比率が高くなっています。
一番落ち込んだ7月でも73.08%と高勝率をキープ。
【Pips_miner_EA概要】
Pips_miner_EA」の使用時間足は15分足、ポンドドル専用のスキャルピングEA。
最大ストップロスが80、テイクプロフィットは8になります。
【バックテスト分析】
パラメーターについてはデフォルト設定で行っています。スプレッドは1.5です
2009年~2019年前半のバックテストを見ていきます。
2010.01.01‐2019.06.30
スプレッド1.5
0.1ロット固定
純益+91.1万円(年間平均 9.5万円)
最大ドローダウン -10.8万円
総取引回数 5371回(年間平均565回)
勝率81.16%
PF1.43
推奨証拠金額は0.1ロット固定で
5.5*3+(10.8*2)=38.1(万円)
したがって安全運用に必要な資金は39万円以上が目安になります。
この場合の期待年利は約25.1%です。
・年別収益
2010~12年は収益の上下幅が大きいですが2013年からは安定して稼いでいます。
・取引回数
取引回数も多く毎年500回以上を安定して取引しています。
【ポートフォリオ分析】
Pips_miner_EAの出品者である、ねこ博士の別EAとバックテストでのポートフォリオを組んで、成績や相性を見ていきます。
今回はPips_miner_EAと、「Pips_miner_EA_EURAUD」「NEO_Sca_Morning_USDJPY_turbo」「EURAUD_Blaster」の三つをそれぞれ組み合わせてみました。
小さいですが各EAのバックテスト結果【期間2010~2019年6月30日 0.1ロット固定 スプレッド1.5】
Pips_miner_EA_EURAUD
Pips_miner_EAの対応通貨ペアがユーロ豪ドル版です。
チャート赤がPips_miner_EAです。通貨ペアが全く異なることから、ほとんど収益曲線は交わっていません。
相関性を表す値もグリーンで良好です。なにより、どちらも複数ポジションEA(最大保有3)でありながら約10年のバックテスト期間で8.4万円という低ドローダウンが長所と言えます。
同じ名を冠していることからもロジック的には同様な推移で、年間別の収益もPips_miner_EA単体運用と似た形になります。
長期的運用に耐えられ、高頻度取引で収益を上げている人気EA「Pips_miner_EA」シリーズの組み合わせならではの安定感で堅実なポートフォリオといえます。
NEO_Sca_Morning_USDJPY_turbo
こちらもPips_miner_EAと通貨ペアの違うドル円のスキャルピングEA。
総合的な収益は先ほどのポートフォリオよりも多く純益は181万円となりました。年間別に見ても全ての年で利益を上げる結果となりました。
通貨ペアがドルストレートなのでチャート赤のPips_miner_EAとの交点が多いです。したがってドローダウンも先程の倍以上になっている点は運用上の注意がやや必要かもしれません。どちらかというとリスクを取って大きいリターンを狙う形のポートフォリオになりました。
こちらは最近販売開始されたEA。
先ほどのPips_miner_EA_EURAUDと同じユーロ豪ドルが対象ですが、同様なロジックだと考えられるPips_miner_EAシリーズでまとめたのとは違った結果が期待できます。
収益の推移は一つ目のPips_miner_EA_EURAUDとのポートフォリオに近いです。Blasterがねこ博士の新作ということもあって、取引回数がかなり増えて、結果純益もアップしています。若干ドローダウンも大きくなっていますので安全運用での必要証拠金に余裕がある場合はこちらを使って大きな利益を狙いたいところです。
以上ポートフォリオを3パターンみてきましたが、どの組み合わせでも相性が良く、しっかりとした利益を出しています。
ねこ博士のEAがどれも長期的に運用可能なEAであるのは当然として、軸にした「Pips_miner_EA」がとても優秀なEAであった結果でもあります。今後も好調であることが予想されるEAですので、ポートフォリオを構成するための第一手としてお勧めできるEAでです。