1日30分が勝負!複利運用できるEURUSDの逆張りスキャルピング『ロンドンは午前7時』
特定時間帯のみの
短いエントリー時間から
逆張りスキャルピング
単利はポートフォリオの一角に
複利なら単独でも
長期運用を目指したいEA
『ロンドンは午前7時』
目次
ロンドンは午前7時概要
通貨ペア
[EUR/USD]
取引スタイル
[スキャルピング]
最大ポジション数
1個
使用時間足
5分足
最大ストップロス
50pips
(相場状況により途中で損切りする場合有)
テイクプロフィット
12pips
(相場状況により利確。12pipsは平均値)
ロンドン時間の午前7時ごろ
したがって
日本の夏時間(
17時)付近までにつけた
高値・安値に対する
逆張りロジックのEAになります。
初期サーバー時間
(GMT+3又はGMT+2)で
8時50分から9時20分
(日本時間午後15時(夏時間14時)50分から16時(夏時間15時)20分)
の30分間という
短い時間帯でエントリーするように
設定されているようです。
パラメーター設定で
単利・複利、ストップロス等の
設定変更が可能となっています。
バックテスト分析
単利・複利
どちらの運用もできるとのことなので
それぞれのバックテスト分析を行います。
単利運用
2005.01.01‐2019.01.01
スプレッド
0.4
0.1ロット固定
純益
+45.7万円
(年間平均 3.2万円)
最大ドローダウン
-6.56万円
総取引回数
2468回
(年間平均176回)
勝率
65.68%
PF
1.21
エントリー時間が
限定されているので
取引回数は少なめです。
推奨証拠金額は
0.1ロット固定で
(5.1)+(6.56*2)=18.2(万円)
ですので18万円以上が
安全運用の目安になります。
この場合
期待年利は約17.9%です。
平均獲得pipsは
0.1ロットなので
14.5pipsとなります。
安定感はありますが
このEAだけでは
収益的にも取引回数的にも
物足りなく感じるかもしれません。
複利運用の分析と比べて
期待利益・リスクが
自分に合った方を使いたいところです。
年別収益
年別取引数では
直近のほうが
トレード数自体は多いようです。
時間帯も設定どおり。
逆張りロジックですので
エントリーの機会が多くても
利益を獲得するまで
結びつかないことも
多いのかもしれません。
月ごとにみると
損失を出している月も多いですが
年合計で見れば
おおよそ利益を出しています。。
約定力の強いFX会社で
取引をしているのであれば
変更可能な損切り設定を
よりタイトにしてみても
面白いかもしれません。
複利運用
先程と同条件で
設定を複利にしています。
14年間のバックテストで
純益が4860万円
にまでなりました!
一回の取引における
最大ストップロスの
初期設定は50pipsですが
期間中の総取引数
2468回のうち67回
年に5回もない計算になります。
複利運用の場合は
損失のリスクを
口座残高に対する割合で
設定しています
(初期設定では口座残高の5.5%)
年別でみると2016が最高益
直近の2018年だけでも
約300万円の利益を出す結果に。
長期運用の複利ですと
期待利益の把握が
難しいと思われるので
サンプルとして
最高益の2016年と
去年の2018年を
それぞれ1年間複利想定で
バックテストした分析も見てみます。
2016年
純益+5633ドルなので
61.9万円の利益。
年利はなんと約56.3%となります。
1年目から複利で
この年利だと理想的といえます。
2018年
純益が+651ドルなので
7.1万円が獲得利益になります。
年利は約6.5%になります。
複利運用の単年比較ですと
年利の差が大きく見えてしまいます。
ですが複利は
長期運用するにつれて
利益率が上がっていくので
最初年利が小さくとも
短期・単年でみても
損失になっていない
成績が良ければ運用開始後
高収益が出せるEAです。
単利・複利と
設定変更可能なので
運用の選択肢は多いと思います。
単利運用では
取引数・期待年利が
少し物足りませんが
安定感と少ない証拠金での
資金管理のしやすさが
メリットになるので
他のEAとの
ポートフォリオを組んで
使いたいところです。
複利運用ではこのEAだけでも
十分な収益を得られる
パフォーマンスであり
資金管理に注意しつつ
長期運用をめざしたいところです。