AUDCAD相場をポジション漬けにするナンピンEA『NanpinDrug』

TOMOです。

 

パラメーター豊富で
好みのカスタムも可能
値幅変動の小さい
AUDCAD相場を利用した
最大30ポジションものナンピン系EA
『NanpinDrug』
【NanpinDrug概要】
通貨ペア
[AUD/CAD]
取引スタイル
[スキャルピング] [デイトレード] [スイングトレード]
最大ポジション数
30

使用時間足
15分足

最大ストップロス
0(設定変更あり)

テイクプロフィット
0(設定変更あり)

相場反転の可能性が
高いところで
逆張りするロジックで
ポジションを分配していく
ナンピン系です。
長期の値幅変動が小さめの
AUDCADを対象としていて
マイナー通貨ペアになるので
国内のFX業者であっても
スプレッド等の取引環境は
よく確認しておきましょう。
カスタマイズ性が高く
ストップロス
テイクプロフィットはもちろん
ナンピンロット倍率の変更も可能で
設定次第では
マーチンゲール法のようにも
運用できるようです。
【バックテスト分析】
13年間のバックテストで
結果を見てみます。
バックテスト環境は
デフォルト設定で
金額の単位は円です。

2006.01.01‐2019.01.01

スプレッド
30

純益
+361.1万円
(年間平均 27.7万円)

最大ドローダウン
-49.5万円

総取引回数
26683回
(年間平均2052回)

勝率
69.52%

PF
1.80

最大保有ポジションが
30のナンピンEAなので
取引回数は必然と多くなります。
常にいくつかのポジションを
保有していると考えて
差し支えないと思われます。
PFは1.8と高い数値に加え
最大ドローダウン
相対ドローダウン共に
2割ほどと損失の割合は
低く抑えられています。
ナンピンは含み損が
大きくなっていく
イメージですが
豪ドルカナダドル相場の値幅が狭く
変動が少ないことから
ナンピンであっても
一方的な含み損の
拡大の可能性が少なく
取り返せないほどの
大きな損失は抑えられているようです。
反対に利益を増やす方向では
ポジションを
どんどん取っていくので
手仕舞い利益までの
獲得に期待が持てます。
ナンピン系EAで重要な必要証拠金ですが
NanpinDrugは
1ポジション目が
0.01ロットであっても
3ポジション目から
順次ナンピンロット倍率
1.2倍(初期設定値)

最大30ポジション取った場合
30ポジション目の
ロットは1.64
合計は9.72ロットになります
(最大レバレッジ25倍)

ナンピンロット倍率でのロット推移とポジションごとの必要証拠金額
なので
30ポジション目を持つためには
0.01ロット開始でも
約300万円必要になる
ことになります。

最大ドローダウンも考慮した
安全運用のための推奨証拠金は
レバレッジ25倍の場合

301.3+(49.5*2)=400.3(万円)
と約400万円になります。
この場合の期待年利は
6.9%になります。
年平均27.6万円程の収益になる計算です。
・トレード分析
バックテスト期間中のトレードで
本EAの仕様が分かりやすいと思う部分を
分析してみました。
青:ロング
赤:ショート
2013年3月4日に保有した
ショートのポジション4つは
その後の上昇によって
含み損になっていますが
価格が上昇するにつれて
最大12まで
ポジション追加をしています。
最初の4つは
0.01ロットでのエントリーですが
ナンピンロット倍率があるので追加した
10、11、12個目のポジションは
それぞれ0.04、0.05、0.06ロットで
エントリーしています。
その後の急落後に
ポジションをまとめて
決済することによって
トータルでみると
十分な利益を獲得していることが分かります。
年間収益です。
2008年が
最大53万円の収益となっていますが
直近6年間も年15~20万円で
安定した収益になっています。
月別成績でも
ほとんどの月で
収益を出しているのが分かります。
基本は利益になるまで保有
ナンピンして
含み損を軽減して
口座資金の耐えられる限度までは
ポジションを
勝ちに持っていきます。
設定変更の自由度が高いので
ナンピンロット倍率を挙げて
ナンピン
マーチンゲールのような
挙動も再現できます
(要検証は必要ですが)。
推奨証拠金の高さから
運用には十分な資金があるのが
望ましいといえます。
その分安定した
資金管理のもとでは
高頻度の取引も相まって
しっかりと利益をあげてくれる
ナンピン系EAになりそうです。

TOMO

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