【TariTali】約定スピードと約定力は別物

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目次

約定スピードとはそもそも何か

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「そもそも約定スピードとは何か」
というお話ですが
約定スピードとは
トレーダーが注文を発注してから
「何秒でポジションを持てるか」
ということになります。
pingなどの計測結果を
約定スピードとしているサイトがありますが
pingで計測した場合などは
はっきり言ってほとんど役に立ちません。

pingの計測結果と約定スピードはまったく別物

某サイトでping結果を
約定スピードと表記していたりしますが
これらはまったく別物です。
pingはあくまで
MT4クライアントから
MT4サーバーまでデータを送信した際に
「何マイクロ秒で届くか」
を計測したものであり
pingが到達してすぐに約定するかどうかは
まったく別物になります。
ping結果は測定する場所によって
変動するものであり
日本から測定した場合は
必然的に日本から近い場所に
サーバーを置いている
ブローカーの計測結果が小さくなります。
(AXIORYやTitanFXなど)
裁量トレードやデイトレード以上の
EAなどでは誤差レベルの問題でしかありません。
数秒単位のスキャルピングEAなどの場合は
多少は気にする必要もありますが
そもそもサーバーの近くに
VPSを借りれば済む話です。

 

約定スピードと約定力は別物

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約定力とは
「注文を実行してからどの程度の滑りで何秒かかって約定したか」
を表すものです。
STPマーケットエクスキューション
(AXIORYやTitanFXのスタンダード口座)に対して
「約定力が高い」というのは大きな間違いです。
STPマーケットエクスキューションは
スプレッドが狭い分
おおきな価格変動があった際に
スリッページが発生しやすかったり
注文を実行してから何秒か時間がかかってから
約定するのが一般的ですが
これらは約定スピードが早い訳でも
約定力が高い訳でもありません。
約定力や約定スピードが高い執行方式は
XMのスタンダード口座やFxProのMT4口座などの
STPインスタントエクスキューションであり
これらの約定方式は
一度ブローカー側で注文をカバーするため
約定スピードも約定力も高くなります。

 

同じようにスプレッドだけ見ると・・・

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約定スピードや約定力が高く
スプレッドが狭いブローカーは
存在しません。
これはECNの場合も同様ですが
ECNの場合は約定スピードが
最も遅くなります。
ECNで約定スピードが遅くなるのは
売り手や買い手を直接探すから
遅くなるのであって当然といえば当然です。

約定スピード 約定力 スプレッド
STP Instant 早い 高い 広い
STP Market 普通 普通 普通
ECN 遅い 低い 狭い

これらの約定方式は
どれを使うかは人それぞれではありますが
「約定スピードが早く約定力も高くスプレッドも狭いブローカーは存在しない」
ということは
ご理解いただければと思います。

約定スピードと約定力は別物 by  TariTali記事より
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